所得税


  個人事業主も、給与所得者(サラリーマン)と同様に、所得税を払わなければなりません。
 ただし、給与所得者は給料から税金が天引きされますので確定申告は不要ですが、個人事業主の場合はご自身での確定申告が必要となります。

 所得税は収入の全てではなく、課税所得金額に対して課税されます。課税対象金額は、以下の式で算出できます。

  課税所得 = 収入−必要経費−控除額


 また、課税所得金額に応じて、税率及び控除額が異なります。税率及び控除額は、以下の表でご確認ください。

課税される所得金額

税率

控除額

195万円以下
5%
0円
195万円を超え 330万円以下
10%
97,500円
330万円を超え 695万円以下
20%
427,500円
695万円を超え 900万円以下
23%
636,000円
900万円を超え 1,800万円以下
33%
1,536,000円
1,800万円超
40%
2,796,000円
平成25年4月1日現在


(参考;国税庁ホームページ)


 

必要経費

 何が必要経費に計上されるのか、個人事業主においては、個人と事業の境目があいまいなこともあり、非常に判断が難しいところです。
 必要経費に計上されるものを忘れたりすると、納税額が高くなってしまいますので、細かく見ていくことが大切です。
 必要経費について分かりやすく記載してあるサイトを紹介しておきますので、リンクより移動してご覧ください。
 個人の確定申告.com

◆納税の方法(確定申告と予定納税)

 所得税は、確定申告をして、定められた期日内に納付します。
 もっとも、その年分の税額の前払いとして「前年分の確定申告税額の3分の1」に当たる金額を7月11月にそれぞれ納税(予定納税)することになっていますので、確定申告に際して実際に納める税額は、この算出された所得税(源泉徴収税額を精算した後の税額)と予定納税した税額との差額だけということになります(予定納税額の方が多いときはその分は還付されます)。
 つまり
所得税額 = 源泉徴収額予定納税額確定申告期日に納めるべき税額
 と、なります。
 確定申告については、確定申告(サイト内ページ)をご覧ください。

 ※ 所得税額の目安としてシミュレーションをしてみたいという方、個人事業主(自営業)のページにシミュレーターのリンクがあります。


 以上より、所得税額が算出されましたら、確定申告を行います。


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